2020/10/19
ここ数日このホームページが使用できなくなりました。
原因はtenya.comと言うドメインの使用期限が切れた事が原因です。
契約期間が9年という長期契約ですので更新をうっかり忘れてしまいました。
また重ねてマズイ事に私用のメールアドレスを変えていて転送処理をしていなかった事が根源でした。
管理会社より再三メールを頂いておりチェック出来ずにおりました。
なんとか元に戻れてホッとしております。
2020/08/22
弊店に来られたお客様の印象が
住宅地にポツンとあると表現されます。
ですがこの通りは創業当時は商店街だったのです。
花屋(花秀)、八百屋、おせんべ屋、金物屋、クリーニング屋(かわしま)、銭湯(寿湯)、豆腐屋、パン屋、
床屋(ヘアーサロンネモト)、魚屋、八百屋、心太屋(てん屋)、小児科(移転)、本屋
今は多くのお店が閉めてしまいました。
『住宅街』と言われるんだ~と、残念ですが、とても寂しいです。
『寿通り商店街』と言いました。
今では検索しても出てこない;
2020/6/21
一般的な概念と異なる事の説明は難しいです。
なんとかおわかり頂きたいと苦悩致しております。
心太の出来立ては時間が経つと硬くなります。
私共の説明が不十分な事もございますが、出来立てをお持ちになり『美味しかったけど硬さが足りない』と仰る。
日数が経った物や添加物が入っている物と比較されたのでしょう。
硬さが足りないとお思いになられたら、
冷水に1日入れておくとお好みの硬さになると存じます。
折角出来立てをお持ち頂けたのに残念です。
それと「ぎゅうひ」です。
「ぎゅうひ」はゼリーみたいと言われます。ご自身の思いがあるようで『好まない』と仰る。
始めていらっしゃるお客様には説明をして居ります。ですが、
時間の余裕がある時はいいのですが、奥で作業中の時などはスルーです。
説明が長いと押し売りになりますし、ご試食品が無い時もある、とても難しい。
もっと早く知ってれば良かったと急にご来店になり大量にお求め頂いたり、ありがたいのですが些か困ったり。
もう一つは「最中」です。
一般的な最中餡は餡ではなく羊羹なんです。
皮が湿らない様に先人が考えた水分を止める方法です。
最中餡は練り状の羊羹が和菓子界では常識です。
しかし、一般の方は普通の餡と思っていらっしゃる。
ですから普通の餡の最中を召し上がると違和感を感じる様です。
いろいろ面倒でも『美味しい』を追求しております。
些細な事ですが違いを知って頂きたいと願って居ります。
弊店の最中餡はあんみつと同じ餡です。
上記3つは流通されている一般的な物と多少違いますが、
お好みで選択肢の1つに加えて頂ければ幸いです。
こんな感じをご理解頂けると有難いです。
2020/4/26【コロナ】
新型コロナウイルスの感染が問題になっております。
お客様が変わる度に販売台の消毒をしております。
販売台にエタノールを設置しております。
釣り銭を消毒しております。
対面領域の遮断をしております。
店内お召し上がりの中止をしております。
思い付く対策は致しております。。
連休などで人が出歩くことが問題であり控える事を願っております。
店舗を開ける事は矛盾が有り、気持ちの整理が出来ません。
コロナ以外で闘病の方やご近所のご贔屓の方々がいらしゃるので開けております。
開けても売れ残り、新しくまた作る。
開けても地獄、閉めても地獄、大変は自分だけでは無い。
負けるもんかコロナ。
2019/6/30【商品】
弊店の商品は昔から親しまれている食品です。
今後も新しい食品を考える事は無いと思います。
でも、より美味しくできないかを常に考えています。
同じ名称の食品は全国に無数にございます。
食品を考案された方、存続に貢献された方々に敬意と謝意を致しております。
弊店も食品存続の末座に加えて頂きたく自己啓発致しております。
てん屋らしい商品開発。
「唯一無二」 てん屋の精神そのものです。
2019/01/2 【軒】
最近の流行ですね、
多くの方が店頭で写真をお撮りになっていらっしゃいます。
皆様同じアングルです。
視点を変えるとちょっとした発見も御座います。
こんな商紋が。 |
2018/12/24 【最中】
作業中小腹が空いた時に最中を食べます。
お客様のご要望にお応えして餡子の甘さを控えています。
疲れて、もうちょっと甘いのが欲しくなり、偶々、黒蜜を作っていました、、
餡に黒蜜をかけて最中皮で挟んで、、これは発見でした。
最中が濃厚になります。偶然でしたが、これはハマりました。
最中に蜜の組み合わせは◎です。
2018/08/31 【現在の試み】
心太を作る過程で濾した後に煮えた天草がごみとして大量に出ます。
その処理を常々考えています。
その一つですが何とか微生物で堆肥に変える事が出来ないかと試しております。
まだ納得のいく結果には至っておりません。
諦めず続けねば!
2017/3/30 【日除け】
冬はお昼頃までお日様が販売台を照らします。いろいろな日除けをして参りました。そして、日除けの暖簾に到達。
店構えが古風なことから少しカラフルなものを拵えました。
竿掛けを新たに拵えたので長い竿を探し始めました。
ホームセンター等には適当なものが見つからず。竹林は近県に沢山あるが運搬を考慮すると、、、。
そこで、近所で竹を探して徘徊を初めてひと月ほど、素晴らしい竹を発見、持ち主の方にお願いして頂戴して参りました。
ご親切な方で厚かましくも数本頂戴して参りました。感謝です。
心太の桶に流れる竹筒も新しく替える事が出来ました。
カラフルな日除けの暖簾が好評で気を良くして本格的な暖簾も作ってみました。仕立ては関西風で拵えました。
何十年も暖簾無しで営業していたんですね〜(^_^;)よく店の名前を聞かれたものです。
竿は暫時火入れした青竹で使用中。本格的な物は夏場まで干して丁寧に作ろうと思います。数本頂いたお陰です。昔、和竿を作っていた経験が生きますね。漆も拭こうかな〜。
2016/04/05 【餡子について】
味覚と云うものは個人差があると云われていますが、
糖度は大半の方は少ない方が小豆の味か解かるので好まれています。
もっと甘いほうがという方はごく少数です。
以前砂糖を多く入れた餡と2種類作りましたが甘い方は全く売れませんでした。
砂糖が少ないと作る側からすると塩梅が難しい、それと日持ちがしない。
塩が少な過ぎると間抜けな餡になる。
同じ餡でも多勢の方に美味いと言われても塩がきついと思われる方もいらっしゃる。
ある時、以前購入され塩がきついと言われた方に餡を試食して頂いた。
すると今日の餡子は辛く無いとおっしゃる。同じ塩梅の餡なのだが?
体調によって味覚は変わるものなのでしょうか?
全くわからない。
2000/1/28記
1999年の11月から郵便振替での入金でお求め頂けるお客様に送料が安い普通小包での発送を加えましたが、
表記が解りづらく 送料 の問い合わせが多くあったり入金の違いが数件あります。
「寒い時期は何も保冷扱いで送らなくても良いんではないの?」との問い合わせが有り、今回試みた次第です。
保冷にするかしないかはお客様の判断なのです。
保冷料が4Kg迄は190円かかるから少しでも安い方が!(^_^)
でも、小包が郵便局に置かれている時、冬場でも室内の暖房が効いてたり、何日も届かなかったりしたら、賞味期限が少なくなる事が心配なんです。
個々に言うと、
豆だけが心配なんです。塩も少なく防腐剤も入れてないから足が速いんです。「豆をぎゅうひに替えて」と言うのもいいですよ。その逆もOK!
ぎゅうひはかえって常温の方が堅くならず良いんです。保冷では断熱材で包んでます。ぎゅうひは湿気と高温だとカビが生えてきます。
あんこは届いてから常温で3日、冷蔵庫で1週間は美味しいです。
心太は届いてから常温で1週間、冷蔵庫で10日は美味しいです。
周りから味が落ちてきますので美味しい期間は1週間から10日ほどです。
それを過ぎますと周りから崩れてきますが、中はしっかりしていますので十分食べられます。
冷水に入っていれば、3週間は保ちます。が鮮度は落ちます。酢水に入れるともっと持ちますが美味しくなくなります。
蜜、たれは冷蔵庫に入れて1ヶ月は大丈夫です。
こんな事を参考に保冷か普通小包か選択して下さい。
保冷の選択ができるように注文フォームを変えましたので今までのような間違いは少なくなると良いなーと思ってます。早く作ればよかった!m(_ _)m
まだ寒いですね、炬燵に入って美味しい
【ところてん】【みつまめ】を食べると、みんな「笑顔」になります(^.^)
1999/8/10記
よく、ところてんは一本箸で食べますが、なぜか?と言うメールを頂きます。が、私には良く解りません。子供の頃(昭和20年代)ところてんは駄菓子屋で売っていました。当時お小遣いと言えば一日五円もらえば大金でした。十円札が有った頃です。ところてんが五円でした。サイダーのビンに酢醤油を入れ松葉を束ねて栓をして、ところてんに振りかけるのです。酢に醤油で色付けしたもので子供にはすごくすっぱいものでした。容器は薄い緑色をしたガラスの小鉢で、確かに箸は1本くれました。当時の五円と言うのはどれほどの価値なのかは別として、蕎麦屋でも割箸より塗箸を使っている処が有ったと思います。きっと割箸は価値が有ったのだろうと思います。お金の価値と言えば昭和42~45年御茶ノ水のニコライ堂の傍に栃木屋と言うラーメン屋がありラーメンが50円で食べられました。当時としてもすっごく安かった。お昼代200円~はする頃50円は破格の値段でした。箸は塗箸が束ねて箸立てに刺さっていた。、、、、、もしかしたら箸の価値なのか?ところてんは古い文献に載っている事から食べ物としては古いものなので、その食べ方がなぜそうなのかは計り知れません。どなたか、この問いに答えられる方、又は、推察・持論でもメールを頂けると嬉しいのですが?
一説によると、江戸末期使い捨ての割り箸が誕生したそうです。いち早く「うなぎ屋」さんで使い始めたとの事。当時は割り箸のリサイクル屋も有ったとか。単価の安いところてんはそのリサイクル品を使ったようです。その本質は質素・倹約であったようです。一本箸の倹約を江戸庶民のかっこつけやのやせ我慢から「ところてんは1本箸で食べるのが粋なんでぃ!」と言わせた「しゃれ」だったとか。
こんな食べ方が私は大好きです。ところてんは皆様にお届けする時に固まりの上と下を切り取ります。下には越し網を通り抜けたごく細かい貝殻の粉が溜まっているんです。口に入れるとちょっとざらっとします。そして上は空気に触れ早く固まった皮が出来るのです。切り取ったこの皮であんこを包んで食べるのです。皮だからちょっと硬いけど(笑);
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