色について
心太の材料の天草は海中では紫色です。
天草を晒します。色と香りが強いので抜く作業です。
晒さずに炊くと心太は黒くなります。
香りも晒されて程好くなります。
紫から緑を経て黄色に変わります。
黄色になってから炊きます。
出来上がりは無色透明です。
(流した直後:漆の黒が透けて写っています)
(:湯気が立っています)
固まると透明度を残しながら薄く色が付きます。
時間が経つと透明度が抜けて白くなります。
数日経つと真っ白になってしまいます。
硬さについて
天草が多いと硬い心太になります。
しかし添加物を投入しても硬くなります。
硬さでは良品の判断が難しいと存じます。
安価で硬い心太が流通している現実がございます。
心太を隅で持ってみて弾力のある心太が美味しいです。
時間が経っても酸化され硬くなります。
ですからお早めにお召し上り頂きたいのです。
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